すいころベアリング

当社の円すいころベアリングでは、円すいころは軌道面上の所定のケージ内で回転します。これは、半径方向および軸方向に作用する負荷を同時に吸収する場合に最適です。ベアリング軸が共通の点に合わせられることで、低摩擦な稼動と完璧な転がりを実現できます。

円すいころベアリングは、高いベアリング間隔によって負荷をよく吸収し、高剛性のシャフトガイドを保証します。円すいころベアリングは解体が可能なため、取り付けや調整が簡単に行えます。

当社の製品

単列円すいころベアリングは、半径方向および軸方向の力を伝達することができます。軸方向の負荷容量は、接触角の大きさに依存します。単列円すいころベアリングは、軸方向の負荷を一方向のみ伝達できるため、2つ1組で使用されます。軸方向の遊びや予圧は、組み立て時に設定する必要があります。軸方向の遊びや予圧の大きさは、使用条件、ベアリングのサイズおよびタイプ、ならびにベアリングの剛性要件に応じて選択されます。

現在の生産範囲：直径 d = 200～3,000 mm、最大直径 D = 3,400 mm

典型的な用途:クレーンおよび昇降装置。風力発電。トランスミッション製造

複列円すいころベアリングは、高い負荷容量と剛性を誇るベアリングで、半径方向および軸方向の負荷を収容するのに適しています。軸方向の遊びと予圧の調整により、シャフトを両方向にガイドすることができます。

複列円すいころベアリングの主な用途は、重機および自動車産業です。

現在の生産範囲：直径 d = 200～1440 mm、最大直径 D = 1918 mm

典型的な用途: クレーンおよび昇降装置。風力発電。製錬技術。トランスミッション製造。原材料の採取および加工

ブランドの多列円すいころベアリングは、半径方向の大きな力を吸収のに適しています。これは、冶金工場の圧延機用ベアリングとして世界中で使用されています。このタイプのベアリングは、低速から中速の圧延速度向けに設計されています。4列円すいころベアリングの仕様によって、半径方向負荷に加え、そこで典型的な高い軸方向の負荷も吸収することができます。これにより、通常、スラストベアリングを追加する必要はなくなります。

利点：

少ないベアリング部品数により容易な取り付け
4列のローラーへの有利な負荷分散により、摩耗が少なく長い耐用期間を実現

現在の生産範囲：直径 d = 200～660 mm、最大直径 D = 1070 mm

典型的な用途: 製錬技術

高精度クロステーパーローラーベアリングは、ラジアル荷重とアキシアル荷重の両方、および転倒モーメントに対応できます。転動体の優れた機械加工とテーパー形状により、ベアリングは高速でも滑り無しで高い回転精度とスムーズな動作要件を満たします。

ベアリングは、組み立て時にレースの個々のローラーの順序が厳密に決められた未組み立てユニットとして提供されます。レースの作動プリロードは、機械への最終組み込み時に調整可能です。

クロステーパーベアリングは、非常に要求の厳しい工作機械の回転テーブルへの取り付けに特に適しています。

現在の供給範囲は、ød= 330.2から2100mmまで： øD= 457.2から2430mmまでです。

典型的な用途：工作機械の回転テーブル