私は子供の頃から周りの人とコミュニケーションをとるのが好きでしたので、プロとしての職業を選ぶ際、自分の環境に居る人たちだけでなく色んな国や文化からの人たちにも出会える職業を躊躇なく選びました。
このために、サラゴサ大学で「観光事業の経営 」の分野での経済学を学びました。というのは、観光業は私の国では非常に重要なセクターだからです。
とりわけ、私の勉強は英語とドイツ語を学ぶ機会を与えてくれ、10代の頃から既に習得していたフランス語と相まって、私に幅広い可能性をもたらしてくれました。
観光事業で数年間働いた後、ローテエルデ イベリカ(Rothe Erde Ibérica, S.A.)社、現在のティッセンクルップローテエルデ スペイン(thyssenkrupp rothe erde Spain)が提供する CEO エグゼクティブ アシスタント職に応募しました。
この仕事を 32 年間続けてきましたが、ティッセンクルップのような世界規模で事業展開しているドイツ企業で働くことを、日々ますます誇りに思うと言わざるを得ません。
私の仕事には、社の CEO のアジェンダと通信を管理することだけではなく、会議の計画と実行、顧客訪問、訪問者および出展者としての見本市への参加も含まれます。 さらに、当初からポルトガル市場でのティッセンクルップローテルデ製品の販売を担当しており、2021 年からはフランス市場も担当しています。 顧客とのふれあいが毎日私を豊かにしてくれ、とても興味深いです。
自分の会社に最善を尽くし続けるために、学習と知識のアップデートを続けること。
最初に始めたときと同じ位に効率、決意、熱意を持って毎日働き続けること。
笑顔を絶やさずに、直属の上司や顧客のニーズを先取りすること。
私がオフィスに着いて通常最初にすることは、その日にどんなイベントがあるかアジェンダを確認することです。 次に、社の一般メールと自分のメールの両方をチェックします。 その後、重要度に応じて仕事の優先順位を付けます。会社での仕事範囲が広いため、日々すべてが異なり、退屈の余地がないので、私はそれが大好きです。
その日の時間次第で、見積もり、注文、あるいは顧客への請求の実施に、より集中することができ、又その間に会社のスタッフの訪問のための旅行手配やティッセンクルップローテエルデ ドイツのマーケティング部門のための翻訳、または新規プロジェクト開発中の同僚のサポートを行えます。
私たちのスローガンは“明日のエンジニアリングを共に” " 共に“とは私にとって…
私にとって“共に”とは、自分の事業部門だけでなく、グループ内のあらゆる事業部門の同僚と共に働き、仕事と会社の経営を豊かにすることを意味しています。そしてこれが大企業に所属していると感じるばかりでなく家族の一員になっているのを感じます。